歯ブラシとは

 

歯ブラシは、当初、竹、牛骨を削って柄とし、それに錐で穴をあけて馬、牛、豚やらなんやらのゲテモン毛を植えつけたモンどしたが、その後、柄についてはセルロイド製、プラッチック製へと、毛についてもナイロンやらなんやら合成樹脂製の化学繊維が使用しはるようさんどす。歯ブラシは、明治期以降に我が国に持ちこまれ、普及どしたモンどす。類似どしたモンとしてわが国には伝統的な「はけ」等の継承がおますモンの、ブラシには、これらの工程には見られへん「植毛」やらなんやらの技術が必要とされており、歯ブラシ産業はまるっきしの外来産業どす。わが国の歯ブラシを含めたブラシ生産は、明治7年政府が鎮台用の刷子の製作を促どしたのを起こりとしまっせ。ブラシ製造は明治38年頃、大阪市内や八尾市内の工場で始まり、大阪は、昭和45年頃まで我が国唯一の産地であり、現在やて、大阪が全国一の出荷でぼちんを誇るんや。